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学校・教育 × 無線LAN

京都産業大学 様

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“BYOD”を見据え、端末5万台アクセスのWi-Fi環境 ~ラーニングコモンズ、グローバルコモンズに導入。学力向上に期待~

無線ネットワーク導入の背景

開学時に、世界最速の大型コンピュータを導入し、情報処理環境の改善に日々取り組む京都産業大学様。コンピュータ理工学部が発足した当初、BYODを学部の方針として実施していくことを決め、2010年第5期の施設整備計画では、無線LANを学内全域に導入(アクセスポイント98台)し、教室、ロビー等で、確実にネット接続できる環境を構築しました。 その後、2014年第9期の整備計画では、完全にBYODがブームとなっており、Wi-Fiを活用する授業が確実に増えることが予想されたため、一人二台で、全学生の約1万3000人(想定2万6000台)に対応できるように計画を立てました。想定としては、端末台数2万6000台の接続で、さらに安全をはかるため、約2倍の5万台を目標に、無線LANの整備拡張を実現しました。2014年単年度だけでもアクセスポイントが467台増設され、ほぼ全てのエリアにおいてWi-Fiが活用できる環境が整備されたことになります。 さらに2016年には、新設のサギタリウス館にアクセスポイントが84台導入され、様々な国の文化・言語を楽しみながら学べるグローバルコモンズで活発に利用されています。現在、キャンパス全体で774台のアクセスポイントが稼働しており、教育の質の向上に貢献しています。

無線LAN導入における3つの課題

  1. BYODに対応できるWi-Fi環境
    小中学校でのICT授業では、2020年までに端末の一人一台時代を想定されているため、大学側では、さらに一人二台時代が到来すると予想しています。全学生約1万3000人が確実に接続でき、さらに端末5万台でも対応できるWi-Fi環境に対応できる事がシステム構築の条件です。
     
  2. Wi-Fiエリア拡張が容易なスケーラビリティ
    現在、コンピュータ理工学部がBYODを採用していますが、今後、他の学部においても段階的にBYODを採用する傾向にあり、突然の端末増に対応しなければならないため、無線LANのスケーラビリティが大事です。拡張時でも、コストパフォーマンスの高いシステムが求められました。
     
  3. 多拠点のアクセスポイントを一括管理できること
    1日のアクセス数は、6000台~7000台となっています。突然のネットワーク障害等に対応するため、リアルタイムに稼働状況を一括管理できるシステムが必須です。アクセスポイントが全施設の多拠点に設置されていますので、ネットワーク管理システム「UNIFAS」により、安全、安心に運営できます。

システム概要

学生が自由に学べるラーニングコモンズ、グローバルコモンズでWi-Fi化。学力向上に貢献。

1. ラーニングコモンズの学習支援サービスでWi-Fi活用 
予測困難な時代において、最善策を導くための基礎力と主体的に学び、考えるという学習スタイルを養うため、学生が自由にディスカッションでき、学び合える「共創空間」を提供しています。この空間では、ノートパソコン、タブレット、モニタ、無線LAN等が整備されており、自由に情報環境を活用することができます。


2. 開放感あるグローバルコモンズで外国語を学ぶ
国内外を問わず活躍できる人材を育成するため、様々な国の文化・言語を楽しみながら学べる環境を提供しています。グローバルコモンズでは、留学生との交流イベント、英語を中心とした外国語を話す機会として様々なアクティビティを実施しています。施設内はセミナースペース、オープンクラスルーム、DVDブース、グループ学習室等があり、開放感ある居心地の良いエリアで、Wi-Fiを接続して、語学を学ぶこともできます。


3. moodleによるラーニングマネジメントシステムで活用
moodleとは、資料配布や課題提出、小テスト等が実施できるオンラインの学習管理システムです。無線LANを敷設したことで、学生が所持しているノートパソコンやスマートフォン等から、一般教室でもmoodleを利用することができるようになり、授業内でリアルタイムにアンケートを取るなど、より深い学びの場として無線LANが活用されています。


4. プログラミング演習でWi-Fi活用(コンピュータ理工学部)
コンピュータ理工学部では、当初から個人端末(BYOD)を独立して活用しており、130人前後の学生が一斉に無線LANに接続し、ラーニングマネジメントシステムやWebサービスを活用しています。

お客様の声


(インタビュー)
コンピュータ理工学部 教授
大本 英徹 様
学部発足の時からBYODを採用しており、無線LANを導入してから6年以上経過していますが、当初の想定していたオペレーションコストどおりになっており、快適な無線環境を実現できています。メンテナンスとして、不定期でファームウェア等の書き換えもありましたが、特に大きな問題もなく、国内メーカーとして迅速に対応していただけていると考えています。また、今後は、学生ひとり2台時代になることも想定されるので、多台数の端末がネット環境を快適に利用するために、引き続きフルノシステムズさんのWi-Fiサポートにも期待しています。 
(インタビュー:コンピュータ理工学部 教授 大本 英徹 様)

コンピュータ理工学部と外国語学部では、BYODとして、Wi-Fiを活用されていますが、今後は、他の学部においても、より教育効果の上げられる授業で積極的に活用してもらいたいと思っています。また、増強が必要であれば、さらに整備率をあげて、様々なシーンでWi-Fiを利活用できるよう、計画、推進していく予定です。 
(インタビュー:情報センター 課長補佐 大島 功)

お客様情報

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お客様名 京都産業大学
創 設 1965年
学 長 大城 光正(おおしろ てるまさ)
所在地 京都市北区上賀茂本山
学 部 経済学部、経営学部、法学部、現代社会学部、
外国語学部、文化学部、理学部、コンピュータ理工学部、
総合生命科学部、他大学院研究科
URL http://www.kyoto-su.ac.jp

[取材実施:2017年4月]
※本内容はすべて取材当時のものです。組織・部門・役職名、また仕様など、その後変更となっている場合があります。

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