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学校・教育 × 無線LAN

同志社中学校 様

ICTを主体的に活用できる安定した無線LANを全教室に導入! ~iPadひとり1台導入により、学びのNext Stageへ~

無線ネットワーク導入の背景

同志社中学校では、「自由・自治・自立」の精神にのっとった教育に力を注ぎ、生徒が主体的に学ぶ「教科センター方式」を採用しています。生徒は授業ごとに、校舎全体が教科ごとのゾーンに分かれた教科専用教室に移動して学ぶスタイルです。また、「ICTを主体的に活用できる生徒の育成」を目指し、2014年度からは新入生293名全員が一人1台のiPadを所持し、授業やクラス活動で活用する環境になりました。
導入経緯は、2012年に20台のiPadを借りて、1台のWi-Fiルーターに10台程度接続し、英語の授業を2ヶ月間(18時間)実施する検証実験を行いました。その結果、生徒のモチベーションがあがり、デジタル教材を通して、生徒の理解度が高まり、一定の効果を得ることができました。そして2013年度には、40台のiPadを導入し、2014年度からひとり1台環境に移行することを決定しました。
元々、校舎を移転した2010年度から図書・メディアセンターには、無線LAN環境が構築されていましたが、限定されたエリアでの活用でしたので、校舎全体でタブレットが稼働できる状態ではありませんでした。また、同校では「教科センター方式」をとっているため、どの教室からでも、iPadを気軽に使えることがインフラ整備の条件となります。
iPadのベースとなる無線LANインフラは、中学校全教室で様々なコンテンツを利用したときに、安定した通信インフラを実現でき、かつ運用管理が容易なICT環境が必須です。また「学習ポータルサイト」の開設に併せて、生徒全員がパソコン、タブレット、スマートフォンなどの様々なデバイスから、スムーズにアクセスできなくてはなりません。中学校の全教室にWi-Fiシステムを導入するにあっては、ICT委員会にて検討し、最終的にフルノシステムズの無線LANソリューションの導入を決定しました。

無線LAN導入における3つの課題

  1. 授業をストップさせない「つながる無線LAN」
    1クラス36名のタブレットを稼働するためには、安定した強力な無線インフラが必要です。必要なコンテンツを、必要な時に確実にダウンロードでき、授業をストップさせない「つながる無線LAN」が条件となります。
  2. 中学校全教室のアクセスポイントを集中管理
    「教科センター方式」を採用しているため、全教室の無線LANを一斉稼働させることが必要です。このため、他校のように段階的に導入することはできません。各教室に設置したすべてのアクセスポイントを集中管理でき、かつ運用者が容易に運用できる柔軟な無線LANソリューションが求められました。
  3. 「学習ポータルサイト」の安定した運用が実現できる環境
    iPadの導入に併せて、「学習ポータルサイト」を開設しました。各教科の教材配信をはじめ、学習に役立つコンテンツの提供をしています。どのデバイスを活用しても、どの教室からでも、コンテンツが安定してアクセスできるICT環境が求められました。

システム概要

どの教室からでも、コンテンツに安定してアクセスできるICT環境を実現!

1. 「学習ポータルサイト」により、いつでも、どこでも学べる環境を実現
iPadと校内無線LANの整備により、生徒が、学校でも、家庭でも、いつでも、どこでも学べる環境を実現しています。
iPadの活用によりActiveLearning(主体的な学習)、BlendedLearning(e-learingを用いた学習)、Collaborative Learning (協働的な学習)をめざすとともに、生徒の「自発的学び」をサポートします。

2. 「ロイロノート・スクール」による個別指導の充実
授業支援のアプリケーションとして、「ロイロノート・スクール」を活用しています。「ロイロノート・スクール」は、マルチプラットフォームになっており、独自教材の配布や生徒たちの課題提出に活用でき、個別指導の充実など、多くのメリットを発揮しています。これも、強力な「つながる無線LAN」がインフラとなっているため、スムーズなアプリの運用を実現しています。
3. 全教室にアクセスポイントを設置し、どの場所からでもアクセス
アクセスポイントは立志館に、生徒用に37台(1F10台、2F14台、3F13台)、想遠館には、9台(1F4台、2F5台)、さらに宿志館の2F音楽室に1台、合計47台のアクセスポイントを設置しています。また、教師用には各教科ステーションに計16台設置しており、トータルで63台のアクセスポイントが稼働しています。
知創館には、サーバ室があり、無線ネットワーク管理ツールにより集中管理を実現しています。生徒の教室間の移動でも、高速ローミングのため、どの場所でも途切れることなくアクセスできる環境が整っています。

★可搬型アクセスポイントの活用ですぐに授業開始!

1台のアクセスポイントとACコンセントをセットにし、持ち運べるようにしたことで、各教室の情報コンセントに接続すれば、臨時的にタブレット活用の授業がすぐに実現できます。(※iPad専用Wi-Fiが完成するまで臨時的に使用。)

納入業者

キノンビクスは、『誰でも使いやすく』を基本コンセプトにICTソリューションを全面的にサポートしています。
キノンビクス株式会社  京都営業所
〒601-8143  京都市南区上鳥羽麻ノ本1番地
TEL075-634-8201 http://www.kinon.co.jp

お客様の声


同志社中学校
図書・情報教育部主任/英語科教諭
同志社大学文学部 嘱託講師
反田 任 様
同志社中学校では、ICTを活用した新たな学びを創発するため、「教科センター方式」×「iPad」×「ICT」の3つの基軸を融合した新たな「学びのNEXT STAGE」に取り組みはじめました。iPadと校内無線LAN環境が整備されたことで、生徒はいつでも、どこでも学べる環境ができています。
2016年度には、iPadは900台を超えることになり、無線LANの集中管理と同時に、タブレットの集中管理も必要になってきています。
次のステージでは、MDMを導入し、生徒端末にアプリや情報を一斉配信したり、個別に配信、削除したり等、効果的にタブレットを運用していく仕組みを目指しています。そのためには、やはりバックボーンである無線LANが安定していなければならず、「インフラはシステムの基本」であると感じています。その点、フルノシステムズさんの無線LANソリューションは、安定稼働を実現するベストな選択であったと思います。
今後、導入を検討されている方には、「タブレットを使うには、Wi-Fiのしっかりしたバックボーンが大事」ということを明言しておきます。また、そうでないと授業途中に止まってしまい、結局、つかえないものとして大きな損出になってしまいます。ぜひ、タブレットを授業で活用される場合は、一度テストで入れられて、試してみると良いでしょう。今回導入前にアクセスポイントを借りて、テスト的に運用させていただいたことで、機器の能力を実感でき、安心してシステム構築をお任せすることができました。
無線LANが全館に整備されたことで、タブレットを活用した授業もスムーズに行うことができ、iPadをthinking(思考)ツールとして活用し、思考力と創造力をしっかり身につけた生徒の育成をめざす環境が整ったことに、高い評価をしています。
 

お客様情報

創立 1875年
所在地 京都市左京区岩倉大鷲町89
学生数 877人
URL http://js.doshisha.ac.jp/jhs/

[取材実施:2015年2月]
※本内容はすべて取材当時のものです。組織・部門・役職名、また仕様など、その後変更となっている場合があります。

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