物流 × 無線LAN

中越通運 様

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音声ナビピッキングシステムで物流倉庫の作業効率を向上 ~Wi-Fi活用でハンズフリー・レイアウトフリーな作業環境を構築~

無線ネットワーク導入の背景

 中越通運様は、新潟市に本社を置く総合物流企業です。新潟県を中心に全国で物流事業を行っており、各地にロジスティックセンターを配置しています。
 千葉県野田市にある野田ALCは、関東エリアの物流における重要拠点として、主に外食・食品関連の荷物を扱っています。同センターでは、物流システムを活用することで効率化と省人化を実現し、細かいピース単位での出荷により首都圏で増え続ける外食産業のニーズに幅広く対応しています。
 また、ニーズの多様化に伴う取扱いアイテムの増加に加え出荷リードタイムの短縮が求められたことから、人材不足や作業効率の向上といった課題に直面していました。それらの課題を解決するために、音声ナビゲーションに従って荷物を仕分けるシステムである「TEPPA navi (テッパナビ)」を導入し、庫内作業の効率化と作業環境の改善を実現しました。
 バーコードリーダーや情報端末などのウェアラブル機器を活用するテッパナビの通信基盤として、フルノシステムズの業務用無線LANアクセスポイント「ACERA(アセラ)シリーズ」を活用いただいています。

無線LAN導入における3つの課題

  1. システム活用による庫内作業効率の向上
     商品のピッキングや仕分け作業では、在庫場所の把握や業務の習熟度などの違いにより、人によって作業効率が左右されてしまいます。多様化する出荷ニーズに対応するためには、業務の標準化による作業効率の向上が必須の課題でした。
     
  2. 時間とスペースの有効活用
     限られた時間とスペースで業務をこなすために、新たな物流システムの導入による業務改善が求められていました。テッパナビの導入により時間とスペースを有効活用でき、庫内全体の作業時間を短縮することができました。
     
  3. 庫内の安定したネットワーク環境の構築
     
    ウェアラブル機器を活用するテッパナビにおいて、作業を停滞させないためにも、通信基盤は最も重視すべき要素となります。冷蔵庫や冷凍庫、常温庫などさまざまな温度帯が混在する食品を扱う物流倉庫内において、安定したWi-Fi環境構築の実績を持つACERAが採用されました。

システム概要

庫内作業の効率化に欠かせない音声ナビピッキングシステムを支える通信基盤

◇ 誰でも簡単操作で庫内作業の効率をアップ
 「TEPPA navi (テッパナビ)」は音声ナビゲーションで出荷物のピッキングや仕分け作業を行うソリューションです。「誰でも簡単操作」「生産性向上」「作業者の疲労軽減」を目的に開発されたシステムで、アクセスポイントを設置したWi-Fiエリア内であれば、どこでも自由な場所で作業が行えるのが特徴です。

◇ ウェアラブル機器のリアルタイム通信をWi-Fiがサポート
 テッパナビは、作業者が4種のウェアラブル機器を装着してハンズフリーで作業ができます。ウェアラブル端末を活用することで、作業を進めながらリアルタイムでさまざまな情報を作業者に伝達可能です。これらの機器の通信とサーバへの情報集約にACERAのWi-Fiが利用されています。

システムインテグレータ様の声

 15年ほど前に、冷凍対応でフルノシステムズ社製ハンディターミナル「finpad」とミドルウエア「MORS(モールス)」を知りユーザーとなりました。ハンディターミナル活用と同時に、基盤ネットワークとしてACERAシリーズも同時に導入しました。故障などのトラブルもほぼなく、信頼のおける製品だと感じています。そういった経緯から、テッパナビにおいても、信頼できる無線LANとしてACERAを活用しています。

株式会社テッチシステム

お客様の声

 物流業界は人材集約産業で、人がいないと仕事が回りません。しかし、慢性的な人手不足の影響で業務の効率化は常に課題となっており、現在では効率化を促すシステムの導入が必須となっています。
 中越通運野田ALCでは、システム導入以前はピッキングリストによる仕分けを行っていました。しかし、ピッキングリストによる作業は人手と広い作業スペースが必要であり、なおかつ生産性と品質を求めるとなると、商品知識を持ったエキスパートを育て上げる必要がありました。
 そういった意味でも、音声ナビゲーション「TEPPAnavi」は、作業の場所を選ばないことに加え、業務が職人気質になりがちな庫内作業を誰もができることがメリットだと感じています。増加する業務への対応や、時間の有効活用にテッパナビがとても役立っています。
 フルノシステムズの製品は、テッパナビを導入する以前より、DASで用いるハンディターミナルとアクセスポイントで使用していた実績がありました。食品を扱う庫内には冷凍室など温度環境の厳しい空間がありますが、アクセスポイント設置時に、マイナス30度Cまでメーカー保証対応の冷凍ボックスを提供してくれるといったきめ細かいサポート体制や、故障などのトラブルが少なく壊れにくい製品を提供するメーカーとして信頼を寄せていました。それらの実績から、テッパナビでも継続してACERAを採用しています。

お客様情報

お客様名 中越通運株式会社
代表取締役社長 中山  和郎
所在地 新潟県新潟市中央区日の出三丁目4番15号
設 立 1970(昭和45)年12月23日
従業員

1,120名

車両台数 226台(事業用)
事業内容 総合物流
ホームページ https://www.chu-tsuun.co.jp/

[取材実施:2020年10月]
※本内容はすべて取材当時のものです。組織・部門・役職名、また仕様など、その後変更となっている場合があります。

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