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学校・教育 × 無線LAN

株式会社アップ 様

ネット上に“学校”が開設できる無線LAN品質を求めて ~タブレットで手軽に受講できるICT環境が整った!~

無線ネットワーク導入の背景

株式会社アップでは、幼児から社会人までを対象とした総合教育を実践しています。1977年に西宮市と宝塚市を中心に発足し、現在では、京都、大阪、奈良など各都道府県に広がり、大学受験指導『研伸館』をはじめ、難関国私立中学受験指導『進学館』、高校受験指導『開進館』、英会話教室『ANUP』など13ブランドの教育コンテンツを提供する幅広い事業を展開しています。

教育コンテンツの進化に伴い、双方向の遠隔教育システム『E-Lecture』や授業映像を視聴できる『MOD受講システム』の導入が進められ、それとともに、無線LANを統合的に管理できるソリューションが求められていました。

受講生の皆様に快適に教育コンテンツを利用していただくには、安全かつ安定した通信インフラを実現するICT環境整備が必須でした。各教室に配備したアクセスポイントを集中的に管理し、なおかつ運用者の利用権限も柔軟に対応できる『UNIFAS(ユニファス)&ACERA(アセラ)』は、当社の無線LANシステムの採用基準に合致しており、このたびの採用に至りました。

無線LAN導入における3つの課題

  1. 教室で手軽にタブレットを使いたい
    授業の際にタブレットや動画コンテンツを活用する機会が多くなり、生徒がタブレットを起動すれば手軽に授業が受けられるようなしくみが必要になってきました。無線LANによるインフラで、場所を問わず受講を可能にするなど、利便性の向上を期待しました。
  2. 教室に配備したアクセスポイントの集中管理
    無線LANの導入前は、PCにLANケーブルを接続し、生徒人数分の事前のメンテナンス作業を実施していました。無線LAN導入により、これらサポート作業の軽減と安定した通信品質を期待しました。無線LAN導入後は、全体のアクセスポイントが把握でき、かつ遠隔監視もできるため、スタッフの手間をとらせることがなくなりました。
  3. 『E-Lecture』を活用できる無線インフラ
    インターネット上でリアルタイムに受講を受けることができる『E-Lecture』というソリューションがあります。双方向での参加型ライブ講義や自主学習型のオンデマンド講義を受けることができます。活用するタブレットには、無線LANが必須であり、このソリューションを安定稼働できる無線インフラを求めていました。導入後は、安心して生徒が授業を受ける環境が整い、安定運用の実現により、さらなるコンテンツの進化とサービスの充実が期待できます。

システム概要

受講生が意識せずにインターネット活用できる無線LANインフラ

  1. 多台数接続でも安心の“切れにくい” 業務用無線
    教室での無線インフラ活用は、最低限生徒のクライアント端末が接続できなかったり、途中で途切れたりすることがあってはなりません。このため、アクセスポイント選定でも、業務用の品質が求められました。今回導入したACERAは、1台のアクセスポイントで100台以上のタブレット、PCなどが接続できる仕様であり、実証実験からも高い能力が期待できました。また、干渉波の多い環境でも『干渉波フィルタリング機能』で、本来の通信すべき相手と周りの干渉波を押さえて通信を維持する機能があり、“切れにくい”業務用無線品質を実現していますので、安心して授業を行うことができます。

     
  1. 『UNIFAS』によるサイト管理の容易さ
    各拠点のアクセスポイントを集中管理できる無線LANソリューションは、たいてい集中管理できるシステム管理者一人に権限が集中しています。このため、事前の調整や運用による工夫が必要となります。『UNIFAS』は、管理者ひとりの権限のほかに、サブサイトという考え方があり、必要な方に、必要な分だけサイト管理できる機能を有しています。このため、全国拠点の各エリアの担当者にサブのシステム権限を持たせることで、教室運営に最適なシステム運用を実現できます。
  1. クラウド無線LANによる多拠点管理と柔軟な拡張性
    多拠点のアクセスポイントを統合的に管理できる『UNIFAS』を導入しています。『UNIFAS』は、ソフトウェアでアクセスポイントをコントロールするしくみのため、データセンタのクラウド上にあります。本部でのハード機器に関する初期導入コストや電気代は不要です。全教室のアクセスポイントを遠隔監視することで、いつでも、どこでもメンテナンスが可能です。

    また、展示会出展などで、臨時に無線LANを使いたい場所にアクセスポイントを設置することで、迅速な無線インフラ構築が可能であり、いつでも、どこでも利用できる利便性の高いシステムとなっています。さらに学習塾の場合、経営規模の拡大が急速に進みます。『UNIFAS(ユニファス)&ACERA(アセラ)』を活用したシステムならば、このような多拠点でのシステム拡張に容易に対応でき、その点においても高い評価をしています。

『E-Lecture』で無線LAN活用

『E-Lecture』を活用することで、「教室で行う講義のようにリアルタイムなやり取りが可能な講義」の配信を実現します。受講生は、無線LANに接続されたタブレット端末を操作しながら視聴したり、肯定・否定の意思を伝えることができ、先生と生徒での双方向コミュニケーションを実現しています。

『開進館』学習シーン 1 『開進館』学習シーン 1

『開進館』学習シーン 2 『開進館』学習シーン 2

『E-Lecture』の受講画面例 『E-Lecture』の受講画面例

『E-Lecture』による参加型ライブ授業 『E-Lecture』による参加型ライブ授業

お客様の声


株式会社アップ
担当役員
水田 猛 様(左)
インフラ開発主任
畑田 貴史 様(右)
学習塾業界は、少子化の中でマーケットが縮小するはずですが、現実は年々拡大傾向にあります。その背景には、一人ひとりにしっかり投資をしたい保護者の考え方があり、同時に学習塾においても、一人ひとりの生徒に合わせたきめの細かいプログラムが求められています。当社では、講師1名に対して複数の受講生を相手にライブ講義ができる『E-Lecture』という学習塾向けのパッケージを提供しており、教室内での無線LANの安定した稼働が求められていました。従来の無線LANは、各教室での責任範囲の中で無線LANを活用していましたが、『無線がつながらない』という声も多く、その都度ケーブル接続に切り替えて各自スタッフが対応していました。

複数ブランドをもつ当社では、今後どの教室でもつながる安定した無線品質が必要だと考え、業務用無線LANのプロであるフルノさんに相談させていただきました。無線LANの導入により、『E-Lecture』による参加型のライブ授業の安定稼働が可能となり、安心して生徒へのプログラム提供ができるようになりました。ICT機器を活用した授業が容易にできるようになり、スタッフがトラブル対応で追われることもなくなりました。

現時点では、複数ブランドのICTとして無線インフラを活用していますが、将来的には、ADサーバにおいてRADIUSサービスを起動して、RADIUS認証を行ないたいと思っています。講師の先生や事務スタッフにも公開し、さらなるスムーズな授業運営や効率的な事務処理ができるようになります。今回、無線基盤が整備されたことで、会社としての教育コンテンツの強みも発揮でき、幼児から大人までの様々な『学び』に貢献できることに期待しています。

お客様情報

お客様名 株式会社アップ
所在地 兵庫県西宮市高松町15番41号
URL http://www.up-edu.com/
概要 創立:1977年10月
代表取締役 尾上 嘉基
資本金:16億6710万円
従業員数:462名

事業内容:
幼児、小学生、中学生、高校生、大学生、
社会人への総合教育サービス

ブランド名:
「進学館」「開進館」「個別館」「研伸館」 「研伸館中学生課程」
「研伸館プライベートスクール」 「こども館」「こどもカレッジ」
「サイエンスラボ」 「レゴスクール」「CUPS」「ANUP」「E-Lecture」
(13ブランド)

※本内容はすべて取材当時のものです。組織・部門・役職名、また仕様など、その後変更となっている場合があります。

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