オフィス・スタジオ × 無線LAN

スタジオ ジーティ 様

撮影スタジオのWi-Fi化により、顧客サービスの向上を実現 - アクセスポイント+モバイルバッテリーで固定スタジオと同等の環境が屋外でも -

無線ネットワーク導入の背景

スタジオジーティは、名古屋、浜松地区で展開する総合結婚式場のザ・グランドティアラグループの関連企業であり、7拠点の結婚式場内に、撮影専用のスタジオを構えています。2006年頃からカメラ撮影のデジタルソリューションを導入しており、業界に先駆けてアナログからデジタル化へいち早く転換し、積極的に「スタジオの情報化」を推進してきました。 当時は、「撮影後すぐにプレゼンを実施したい」また「外でプレゼンを実施したい」という要望があり、無線LANのない時代は、カメラとパソコンを有線で接続し実現していました。

その後、家庭用でも使える無線LAN機器が流通するようになり、スタジオ内でも、カメラとパソコン間をケーブルではなく、無線でつなぎ、パソコンに無線でデータ伝送することで、カメラマンの自由な姿勢でゲスト撮影できるようになりました。

しかしながら、当時はプロ用のWi-Fi機材がなかったため、電波がつながらなかったり、固まってしまうことが多々ありました。屋外撮影の時には、3m先に無線LANルーターがあるにもかかわらずつながらなかったりしたことがあります。また、最近では、不特定多数の方がスマートフォンを持っているので、電波干渉の心配もあり、安心して撮影に望むためにも、業務用の無線LAN機器、フルノシステムズの「ACERA」を導入することに決定いたしました。

無線LAN導入における3つの課題

  1. 結婚式場内の撮影エリア内で、Wi-Fi活用
    カメラの撮影データをWi-Fi経由で飛ばし、モニター画面ですぐに見てもらうプレゼンのシステムを導入することで、お客様へのサービス向上が期待できます。このため、何度撮影しても止まらないこと、さらに結婚式場内のWi-Fiエリアを容易に拡大することができる拡張性のあるシステムが求められました。
  2. モバイルパソコン+アクセスポイントで屋外でも活用
    お客様によっては、つねにスタジオに来てくれるとは限りません。このため、カメラマンがスタジオと同等レベルの撮影環境を手にすることで、屋外でも安心して撮影できる環境を期待しました。今回、アクセスポイントにモバイルバッテリーを追加したことで、いつでも、どこでも撮影できるようになりました。
  3. 集合写真撮影時でも安心して活用できるシステム
    結婚式場内では、来客の年齢層も様々なため、スマートフォン、無線Wi-Fiルーターなど様々な電波が飛んでいます。集合写真時などでも、お客様持参のデジタルデバイスの制御はできないため、それらの電波に負けない、干渉波に強いアクセスポイントを求めていました。

システム概要

スタジオ内の無線LANインフラ構築で安心できる撮影環境を実現

1. カメラ+アクセスポイント+モニターのしくみで、安定したデータのやりとりを実現
カメラからの撮影データを無線で飛ばすことで、近くのモニターにリアルタイムに映し出すことができます。プレゼンテーションのソリューションは、キヤノンの「DPPS(Digital Photo Presenter for Studio)」を活用することで、撮影データの管理から、プレゼン、出力までを可能にし、スタジオのワークフローを強力にサポートしています。アクセスポイントは、固定の撮影スタジオ用に2セット、屋外撮影用に1セット導入しており、フル稼働で活躍しています。

カメラの撮影データをWi-FI化することのメリットとは!

  1. 撮影しながらモニターで確認することで、ベストショットを追求できる。
  2. カメラ内蔵カードにデータ保存もできますが、破損等の心配の少ないハードディスクに同時に保管でき安心。
  3. ケーブルレスなので、カメラマンの自由な撮影ポジションが可能となる。
  4. データをリアルタイムにPCで確認できることで、タイミングを逃さずプリントでき、顧客満足につながる。

2.モバイルパソコン+アクセスポイント+モバイルバッテリーで、どんな場所でも安心の撮影環境
屋外撮影用のアクセスポイントは、モバイルバッテリーで稼働しており、電源供給できない場所でも、モバイルパソコンとアクセスポイントがあれば、撮影場所を特定せず、スタジオと同等のプレゼンシステムが可能となります。屋外で機動的に活用できるプレゼンシステムが使えることで、サービス提供できるバリエーションも広がり、顧客満足の向上につながっています。

3.集合撮影でも、安定した通信品質で、安心した撮影を実現
集合写真時は、お客様の持っているスマートフォン(Wi-Fi)により、同一周波数にある通信機器のデータが混信し、無線を活用した撮影がストップしてしまうことがありました。フルノシステムズさんのアクセスポイントは、「干渉波フィルタリング機能」を有することで、不要な在来波をカットし、必要なデータだけを見分ける機能があるので、集合写真撮影でも安心して対応することができます。

システムインテグレータ様の声


キャノンマーケティングジャパン株式会社
コンスーマ販売事業部
フォトソリューション推進部
チーフ 安藤尚之様
当社は、写真館様向け画像管理&プレゼンソフト「DPPS」を2006年に発売しました。機能拡張をはかりながら、現在ではV5.0が最新となります。

このDPPSは撮影した画像をPCに取り込みすぐに表示できるソフトのため、無線撮影と連動させて使用しているケースが多くあります。

この無線撮影では円滑な撮影データの転送が大前提ですが、これが不安定だと業務の障害となってしまいます。

無線環境は外部の影響を受けやすく、一般のアクセスポイントでは制御ができませんでした。このため、干渉波に強く、かつ電波強度のある業務用のアクセスポイントが求められていました。

フルノシステムズの「ACERA」は安定した無線環境を構築できるので、無線撮影システムを導入されるお客様にはストレスなく活用いただけると思います。

お客様の声


株式会社スタジオジーティ
代表取締役
岩井考真様
当社は、業界に先駆けてアナログからデジタルへの転換を図ってまいりましたので、「スタジオの情報化」も、試行錯誤でメーカーの協力を得ながらシステム構築してきました。そんな中で、最初の無線化は、業務用機器もなかったため、一般に市販されているアクセスポイントで構築しました。このためデータ伝送の途中で固まってしまうことがたびたびあり、最新の業務用無線LAN機器の導入が求められていました。

スタジオでは、2013年の9月からフルノシステムズ「ACERA」を導入し、半年ほど経過しますがトラブルもなく、安定した通信品質に高い評価をしています。また、アクセスポイントにモバイルバッテリーをつなげることで、屋外でもスタジオと同等のプレゼンシステムが実現でき、今では、スタジオに固定されずにサービスを積極的に展開できる点でも、他社に先駆けたシステムとして期待しています。

今後は、10バンケットある結婚式場なので、さらにシステムを拡張し、同時に撮影できる体制を築いていきます。「DPPS」の機能アップやアクセスポイントの高機能化と共に、今後ともスタジオを進化させ、お客様により満足いただけるスタジオ環境をつくっていきたいと思っています。


総合結婚式場ザ・グランドティアラ

お客様情報

お客様名 株式会社スタジオ ジーティ
所在地 愛知県名古屋市中村区椿町1-10
URL http://www.studio-gt.com/
概要 代表:岩井 孝真
設立:2005年5月
従業員数:33名(2014年4月現在)

事業内容:
冠婚葬祭における写真及びビデオの撮影並びに記録用写真集
及びビデオテープの立案、制作、販売等

[取材実施:2014年7月]
※本内容はすべて取材当時のものです。組織・部門・役職名、また仕様など、その後変更となっている場合があります。

[オフィス・スタジオ]を含む導入事例