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学校・教育 × 無線LAN

西宮市教育委員会 様

動画対応アクセスポイントでフレキシブルな授業スタイルを確立!        -校務用PCと教育用タブレットを支える無線LANを1415ケ所へ-

無線ネットワーク導入の背景

西宮市教育委員会では、安心、安全な校務支援環境づくりと次世代を担う子どもたちのための新たな学びの環境づくりの2つの視点でICT環境を整備してきました。2013年には「学校の情報化推進モデル校」として小学校2校と中学校2校にタブレットを先行導入し、研究検証を開始しました。
従来のパソコンと大画面テレビを活用した授業の場合、パソコンの前に先生方が縛られることになるため、タブレットとWi-Fi活用により、先生方が教室内を自由に動くことができる「フレキシブルな授業スタイル」を目指しました。
そこで、研究検証の1年目に、タブレットと動画転送に対応したアクセスポイントを試験的に運用しました。その中でタブレットの台数が増えると、アクセスポイントとつながりにくくなるなど、いくつかの克服すべき課題も見つけることができました。
2014年には、フルノシステムズのアクセスポイントをお借りして、校務用パソコンでの接続の検証を開始しました。その後、無線通信に関する一定の改善効果がみられたことから、教育用タブレットでの環境にも適用できるのではないかと考えました。しかし、通常のアクセスポイントだとタブレットの動画を大画面テレビに写せる機能はありません。そこで、教育用に適した動画対応できるアクセスポイントの機能追加を検討していただけることになり、次期無線LAN化の更新時に提案していただけることになりました。
現在、校務用のパソコン2614台と教育用タブレット4800台が稼働しており、それを支えるアクセスポイント(無線LAN)は、1635台(校務用220台、教育用1415台)を設置し、安定した稼働で校務や授業の力強いサポーターになっています。

無線LAN導入における3つの課題

  1. 動画対応アクセスポイントで、自由な授業スタイル
    デスクに縛られた授業スタイルから、タブレットとWi-Fiを活用したフレキシブルな授業スタイルが求められています。このため、アクセスポイントに動画対応できる機能が必須でした。タブレットの画面をWi-Fi経由で電子黒板に写せることで、生徒の思考と創造性を高められる授業を実現できます。
  2. 授業に集中できる、Wi-Fiの安定した通信品質
    クラス40人がタブレットを一斉に稼働しても、途切れずに通信できる安定した無線LANが求められました。インフラが安定しないと、授業そのものがストップしてしまうため、通信品質の高い、信頼おけるアクセスポイントの導入が必須要件でした。
  3. 集中管理によるメンテナンス性とサポート体制
    西宮市では、小学校40校、中学校20校あり、学級数でいうと1365学級あります。1学級に1台のアクセスポイントを設置しても、1000台以上のアクセスポイントの管理が必要です。複数拠点のアクセスポイントを1ケ所で集中管理、遠隔監視できることで、効率のよいメンテナンスが可能です。また、サポートデスクを開設することで、障害の早期発見につながり、安定した無線LAN環境を提供できることになります。

システム概要

先進のICT環境により、デジタルとアナログが調和した授業づくりを実現!

1. 教師の立ち位置がPCの設置場所に制約されない環境づくり 
西宮市では、ICT活用による目指す子ども像を、「情報活用能力を身につけ、知識基盤型社会及び高度情報化社会で将来にわたって生き生きと活躍する子ども」としています。そこで、デジタルとアナログが調和した授業を実施し、一斉指導、協働学習、個別学習がスムーズに展開できるように、教師の立ち位置がPC設置場所に制約されない環境づくりを目指しました。
 
2. 教室内でタブレットの画面を大画面テレビに投影
教師がPC設置場所に制約されない環境づくりとするため、タブレット端末の画面をそのまま無線経由で大画面テレビや電子黒板に写せるミラーリングという機能をもったアクセスポイントを導入しました。教師は、タブレットを持ちながら自由に教室を動き回れることで、子供一人一人の見取りと机間指導の充実が期待できます。また、子供たちは、従来のように書画カメラの場所まで移動する必要がないため、子どもの集中力が持続します。
 

3. タブレットに愛着と使い勝手の工夫を
タブレットの画面背景には、子どもが愛着を持って使ってみたくなる市のシンボル「甲山」の空撮画像と、ご当地キャラクター「みやたん みにゃっこ」をデスクトップ背景に採用しています。さらに、タブレットとクレドールの一対一で管理するため、教師の運用管理の負担軽減のために、管理シールを10台単位でタブレットとクレードルに貼付しています。シールは、西宮にゆかりのあるアイコンをモチーフにデザインしました。

システムインテグレータ様の声

NECフィールディング株式会社

NECフィールディングは、ICTプラットフォーム領域のサポートサービスをコア事業とし、お客様のニーズを満たす様々なサービスをトータルで提供し、お客様のビジネスをサポートしています。

NECフィールディング株式会社 神戸支店
〒650-0031兵庫県神戸市中央区東町126 
神戸シルクセンタービル3F
TEL:078-332-5431
http://www.fielding.co.jp/

お客様の声

西宮市教育委員会では、情報活用能力を身につけ、知識基盤型社会及び高度情報化社会で、将来にわたって生き生きと活躍する子どもたちを育成することを目指しています。その一環として、このたびICT環境を整備し校務用パソコン2614台、教育用タブレット4800台、そしてそれを支えるアクセスポイント1415台を配備しました。
教育用アクセスポイントには、動画転送できる機能を付加し、先生方が自由に教室を動きまわりながら、子供一人一人の見取りと机間指導の充実が期待できる環境づくりを行いました。タブレットから大画面テレビにスピーディに画面投影できることで、子供の集中力が高められます。また、ダンスの授業などでは、生徒がタブレットを使って自撮りなどをし、情報共有することで、協働しての課題解決につながることがわかってきました。
将来的には、タブレットひとり一台時代に向けて、情報化推進モデル校を中心に「タブレットの校外の持ち出しのあり方」などを研究していく予定です。
今回、教育用パソコンの配備と普通教室への無線LANの設置が完了したことで、子供たちが新たに学べる環境づくりのスタート地点になりました。今後は、教育の情報化推進に関する知見を集積しながら、子どもたちが将来にわたって活躍できる環境づくりをさらに推進していきます。

西宮市教育委員会 <br />
 学校教育部長<br />
 兼務 学校情報システム課長<br />
 星川 雅俊 様 西宮市教育委員会
 学校教育部長
 兼務 学校情報システム課長
 星川 雅俊 様

西宮市教育委員会<br />
 学校教育部 <br />
 学校情報システム課<br />
 係長 谷口 麻衣 様  西宮市教育委員会
 学校教育部 
 学校情報システム課
 係長 谷口 麻衣 様 

西宮市教育委員会<br />
 学校教育部 <br />
 学校情報システム課 <br />
 指導主事 弘川 篤司 様 西宮市教育委員会
 学校教育部 
 学校情報システム課 
 指導主事 弘川 篤司 様

お客様情報

お客様名 西宮市教育委員会
所在地 兵庫県西宮市六湛寺町10-3
児童・生徒数 小学生28,162人、中学生12,153人(2015年5月現在)
URL http://www.nishi.or.jp/index.html

[取材実施:2015年3月]
※本内容はすべて取材当時のものです。組織・部門・役職名、また仕様など、その後変更となっている場合があります。

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