建築・土木 × 無線LAN

大林組 様

全国各地の土木・建築現場のWi-Fiインフラ環境を強化 ~現場のICT化を支える無線環境で、施工管理業務の効率化に貢献~

無線ネットワーク導入の背景

大林組は、総合建設業の中でも屈指の規模を誇る“スーパーゼネコン”です。世界一高い自立式電波塔「東京スカイツリー®」の建設など、国内外で多くの大型案件を手掛けており、業界をリードし続けています。 土木・建築現場におけるICT基盤整備は、同社の『グローバルICT推進室』が中心となり進めています。工事の進捗状況の把握には、ICTを用いた情報管理体制を構築する必要があります。大林組では、2012年にiPad3,000台を導入し、それに合わせて現場事務所内に無線LANアクセスポイントを配備するなど、ICT改革に取り組んできました。2018年6月時点で、8,000台を超えるiPadを導入しています。 大林組の土木・建築の現場事務所では、以前に設置していたアクセスポイントがつながりにくいなど、無線接続の面で課題を抱えていました。無線環境の改善に向け、このたび、フルノシステムズのアクセスポイント650台を導入していただきました。iPadのバージョンアップやアプリケーションのインストール、iPadからプリンターや共用サーバーへの接続、また、現場LANに接続したWebカメラの監視画像を閲覧する場合など、多くの場面でWi-Fi(無線LAN)が活用されています。

無線LAN導入における3つの課題

  1. 所定の認証サーバーに対応するシステムであること
    大林組では、企業ネットワークへの不正侵入を防ぐ認証サーバーに、ソリトンシステムズの「NetAttestEPS」を採用しています。 所定の認証プログラムに対応し、かつ安定した接続を実現するアクセスポイントを求めていました。
     
  2. 安定した接続が可能で、耐環境性能に優れていること
    ICT化が進む土木・建築現場の事務所では、Wi-Fiを利用する機器が増えています。安定した接続が可能で、かつアクセスポイント1台あたりの同時接続台数が多いことが求められる条件でした。また、夏場の休日には閉所時の室内温度が上昇しても故障しないよう、 動作保障温度が55℃と高いことも採用を決める一因になりました。
     
  3. アクセスポイントの統合管理ができること
    以前に導入していたアクセスポイントは、統合管理に対応していませんでした。そのため、ファームウェアにバグが発生した際には、アクセスポイントを1台ずつアップデートしなければならず、対応に時間と手間がかかっていました。

システム概要

統合管理により、全国の土木・建築現場のWi-Fiインフラを整備。各現場で安定接続を実現。

1. iPadのアプリケーションインストールや共有サーバーへの接続などで活用 
土木・建築現場ではiPadが欠かせないツールとなっています。Wi-Fiは、 iPadのアプリケーションのインストールや、共有サーバーに接続する際に用いられます。大林組が開発したiPadによる検査支援システム「GLYPHSHOT」では、iPadで入力した検査記録データを現場事務所のサーバーにWi-Fiで同期して管理します。


2. 万が一のトラブル発生時も遠隔操作で対応可能
フルノシステムズのアクセスポイント「ACERAシリーズ」は、無線ネットワーク管理システム「UNIFAS」による統合管理が可能です。全国の土木・建築現場に配備したアクセスポイントを遠隔から集中管理でき、接続状況の監視や、メンテナンス対応に活用できます。


3. 全国各地の土木・建築現場にアクセスポイントを配備
システムインテグレータのオーク情報システムが管理するアクセスポイントを全国の土木・建築現場に貸し出し、Wi-Fiインフラを構築します。無線接続が必要な現場からの発注依頼があると、オーク情報システムがアクセスポイントをキッティングして現場に発送します。

システムインテグレータ様の声

以前から使用しているネットワーク認証サーバー「NetAttestEPS」に対応していたことと、そして何より、安定した通信が採用の決め手となりました。フルノグループは無線の技術に強く、「ACERAシリーズ」は干渉波をフィルタリングする機能を備えています。管理者側としては、統合管理の面で、簡単に設定変更できる点がメリットだと感じています。また、国内メーカーでユーザーインターフェースが日本語であるということも、使いやすいポイントだと思います。
 

お客様の声

土木・建築現場ではICT化が進み、端末を無線接続で使う機会が以前に比べて多くなりました。そのような中、現場からは「接続がなかなかできない」、「接続はしたが動作が遅い」との声も増え、課題に感じていました。 フルノシステムズ製のアクセスポイントを導入したことで、無線がつながらない、切れやすいという問題が解消しました。 管理者の立場としては、無線LANアクセスポイントの集中管理ができるようになったことがメリットだと感じます。ユーザーからつながらないとの問い合わせが来た際に、これまでは現場のパソコンをリモート接続させてもらわなければアクセスポイントの管理画面を確認できませんでした。 フルノシステムズ製にしたことで、現場担当者の手を煩わせることなく管理者側からアクセスポイントの状態を確認でき、その場で適切な対応がとれるようになりました。
 

お客様情報

お客様名 株式会社大林組
創業 明治25年(1892年)1月
設立 昭和11年(1936年)12月
代表者 代表取締役社長:蓮輪 賢治
所在地 東京都港区港南2丁目15番2号
従業員数 8,609人(平成30年3月末現在)
事業内容 国内外建設工事、地域開発・都市開発・その他
建設に関する事業、及びこれらに関するエンジ
ニアリング・マネージメント・コンサルティン
グ業務の受託、不動産事業ほか
URL http://www.obayashi.co.jp/

[取材実施:2018年8月]
※本内容はすべて取材当時のものです。組織・部門・役職名、また仕様など、その後変更となっている場合があります。

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