【インターネット環境改善】広域施設には業務用アクセスポイントの設置がおすすめ 3分でわかる!無線LANミニ知識

広域施設で使用するWi-Fi通信がなかなか安定しないことでお悩みの企業さまは多いのではないでしょうか。安定した通信環境を整備するためには、業務用のアクセスポイントを設置するのも一つの方法です。今回は、広域施設に業務用アクセスポイントを設置するうえでのポイントについて解説します。

広域施設でWi-Fi環境を整える場合に大切なことは、インターネットへ安定して接続できることです。アクセスポイントの設置によって広域施設における不安定な通信環境を改善したいとお考えの企業さまは、業務用アクセスポイントの導入がおすすめです。

今回は、広域施設に業務用アクセスポイントの設置がおすすめである理由について、導入事例と併せて解説します。

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広域施設に業務用アクセスポイントがおすすめである理由

利用者が安全にインターネットに接続できることや同時に多くの人がインターネットに接続できることなど、広域施設で使用するアクセスポイントに業務用を選んだほうがよい理由はいくつかあります。ここでは、そのうち2つの理由を紹介します。

強固なセキュリティ

1つ目はセキュリティ面での理由です。

たとえば、広域施設のWi-Fiフリースポットでは、多くの人が同時に電波を利用してインターネットに接続します。そのため、セキュリティ対策が万全に行われていない場合、個人情報漏洩のリスクもあります。

その点、業務用アクセスポイントは家庭用アクセスポイントに比べてセキュリティの品質が優れています。不特定多数の人が一度に電波を利用する広域施設においても、情報漏洩のリスクを抑えてインターネットを使用することが可能です。

Wi-Fiフリースポットについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

No.18 Wi-Fiフリースポットとは? 使用できる場所と導入時のポイント

同時接続台数の多さ

2つ目は同時接続台数が多いことです。

家庭用アクセスポイントと業務用アクセスポイントで大きく異なる点として、同時接続台数の違いが挙げられます。

家庭用アクセスポイントの場合、同時接続台数は1020台と少ないのが特徴です。多台数の同時接続に耐えられないため、広域施設で数十台、数百台、場合によっては数千台が一度に使用するアクセスポイントとしては適していません。

一方、業務用アクセスポイントであれば、一台で100台以上、機種によっては300台以上の端末を同時接続できます。

参照URL:

https://www.furunosystems.co.jp/column/2019/01/000571/

https://www.tekwind.co.jp/ASU/specials/entry_141.php

https://www.4900.co.jp/smarticle/10722/#Wi-Fi-3

https://www.furunosystems.co.jp/products/musenlan/ACERA_1210/

フルノシステムズの導入事例

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Aiba札幌駅前様は、ホッカイドウ競馬専用の場外発売所としてキャッシュレス端末やタブレット端末など最新の機種を完備しています。

チケットを購入する際や投票の際などにインターネット通信を使用するため、安定した通信環境の確保と素早いローミングを行える無線LANシステムをご希望でした。

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フルノシステムズの業務用アクセスポイントを導入したことにより、利用者がタブレットで情報の閲覧や投票を行えるようになりました。そのほか、レース結果や払い戻しの確認も、席を移動せずにその場でタブレット上から行えるようになったとのことです。万が一トラブルが起きた際にも、USBメモリーを差し込むだけで簡単にリカバリーできます。

業務用アクセスポイントの導入で広域施設の通信を安全で快適に行おう

広域施設でWi-Fiによるインターネット環境を提供する場合は、利用者が安全にかつ安定してインターネットに接続できるように、セキュリティ面や同時接続台数を確認したうえでアクセスポイントを選ぶことが重要です。

業務用アクセスポイントは、家庭用アクセスポイントに比べてセキュリティ面が強固であるほか、一度に数百台を接続できる耐性も備わっています。

フルノシステムズでは、広域施設での使用に適した複数の業務用アクセスポイントを提供しています。現在使用しているアクセスポイントのセキュリティが気になる場合や今後広域施設へのアクセスポイント設置を検討中の場合は、ぜひお気軽にご相談ください。