フルノシステムズは、2019年12月16日（月）に大阪市内で開催された、総務省主催のWi-Fi整備に関する自治体向けセミナー「今後の公衆無線LAN（Wi-Fi）の整備・利活用に向けた自治体向けセミナー in 大阪」に参加しました。総務省と一般社団法人 無線LANビジネス推進連絡会（Wi-Biz）による公衆無線LANや防災Wi-Fiに関する5つの講演に加え、無線LAN関連企業6社の技術展示を通して、公衆無線LANの構築に役立つ知識や情報を紹介しました。

本セミナーは総務省主催により、全国の自治体等を対象に実施しました。セミナー冒頭の特別講演では、テレビの情報番組等に数多く出演しているタレントのモーリー・ロバートソン氏が登壇し、情報社会における教育の移り変わりなどについて話しました。
総務省 情報流通行政局 地域通信振興課の小林圭輔課長補佐は、防災の観点から地方自治体等の無線LAN導入を支援する制度等について講演しました。出席した自治体関係者等に制度の内容を説明し、防災対策機能を備えた公衆無線LANの普及促進の必要性を呼びかけました。続いて、Wi-Biz会員企業を代表し、フルノシステムズの西日本営業技術部 井上祥平氏による無線LAN基礎講座を実施しました。無線LANを構築する上で必要となる基本的な知識や、無線LAN導入・選定時のポイントを紹介しました。

Wi-Bizの北條博史会長は、地震や台風などの災害が発生した際に開放される災害用統一SSID「00000JAPAN（ファイブゼロジャパン）」について講演しました。また、地方自治体における公衆無線LAN活用の優良事例の紹介では、埼玉県の自治体である戸田市 総務部次長兼情報政策統計課の大山水帆課長が講演し、市内公衆無線LANサービス「いいとだスポット」の整備過程や現在の運用状況について話しました。

▲ 総務省の小林課長補佐による講演の様子

フルノシステムズは、無線LANをイベント会場等に出張で構築するサービス「無線LANケータリングサービス」により、本セミナー会場内にWi-Fi環境を構築しました。参加者の皆さまが所有するスマートフォンやノートパソコンをWi-Fiに接続できるよう無線環境を整え、アンケートおよび小テストの専用サイトにアクセスしていただき、回答と回収に活用しました。

▲無線LANケータリングサービスのアクセスポイント

▲ スマートフォンやノートパソコンからアンケートの専用サイトにアクセス

会場後方には、本セミナーに参加した合計6社の無線LAN関連企業が展示ブースを設け、技術展示を通して自治体関係者のWi-Fi導入におけるお悩みやご相談に対応しました。フルノシステムズは無線LANアクセスポイント「ACERA（アセラ） シリーズ」や防災Wi-Fiソリューション「Wi-Fiモードセレクター」などを展示しました。

▲ フルノシステムズの展示ブース

▲ 会場後方の展示コーナーの様子

「今後の公衆無線LAN（Wi-Fi）の整備・利活用に向けた自治体向けセミナー」は、2020年の1月から2月にかけて、愛媛県と鹿児島県、愛知県において開催されます。以下のURLから参加申込の上、是非ご参加ください。

※参加には事前申込みが必要となります。
　●参加費：無料
　●お申込みが募集の上限に達し次第、受付を終了します。
　●参加申込み：以下のURLよりお申込みください。
　　愛媛会場　：https://www.wlan-business.org/archives/26168
　　鹿児島会場：https://www.wlan-business.org/archives/26173
　　名古屋会場：https://www.wlan-business.org/archives/26177

開催概要