第37回日本テレビ「高校生クイズ」全国一斉スマホ大会(日本テレビ主催) 様 「イベント無線LANケータリング®サービス」としてのご採用。 人気番組におけるクイズ回答インフラとして会場内2000台クラスの同時接続を実現。
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無線LANケータリング®サービス採用の背景
2017年7月、 「第37回日本テレビ「高校生クイズ」全国一斉スマホ大会」にて、「無線LANケータリング®サービス」をご採用いただきました。
同時開催された全国11会場の中、最大規模となる関東会場(片柳アリーナ)を担当、番組の柱であるクイズ回答インフラとして、参加者用Wi-Fi環境を構築し、ご活用頂きました。
イベントと無線LAN ~さまざまな課題
- 1.使用されるスマホやタブレットは、すべてBYOD。
3会場には約3600人の高校生参加者が集結、チームごとにスマホやタブレットを通じ、リアルタイムにクイズ解答を行う大会形式のTV収録でした。なお、クイズ回答用の接続Wi-Fi端末は参加者所有のもの(BYOD)であるため、会場内のWi-Fiにマルチデバイス対応が不可欠となっていました。 - 2.同時接続約2000台を予定。安定した「多台数同時接続」が課題。
番組のメインである参加者によるクイズ回答インフラとして、約2000台分のWi-Fi接続が前提でした。さらに番組は 「一斉回答形式」であることから、スマホやタブレットでの安定した「多台数同時接続」を支える高性能機能が求められました。
システム概要
イベント名称 |
第37回日本テレビ「高校生クイズ」 |
---|---|
開催日 |
2017年7月25日 |
会場 |
日本工学院専門学校・片柳アリーナ(東京都大田区) |
ACERA 設置台数 |
44台(大会会場内40台、受付4台) |
Wi-Fi接続状況 |
同時端末接続(予定数) 約2,000台 |
イベント参加人数 |
約3600人 |
「無線LANケータリングⓇ |
株式会社アプレット |
イベント会場とフリーWi-Fi 成功のポイント
- 1.業務用品質、高信頼なアクセスポイント
徹底して「業務用」に特化し機能設計されたフルノシステムズのアクセスポイント「ACERA」。これまでも様々な大型イベント会場での「無線LANケータリングサービス」として採用頂いています。1台あたり同時端末接続100台以上の多台数接続実績、干渉電波の受信をはじく干渉波フィルタリング機能搭載。複数APにまたがる端末同士ののぞき見をブロック、プライバシー保護も実現します。 - 2.やりなおしの効かないイベント。求められるのは高い技術力と経験値
数千人クラスの大型イベントやTV収録は、そもそも事前に同じ環境条件での技術テストは困難です。やりなおしの効かないイベントで「安定した無線環境」を確実に成功させるためには、高い技術力に加えて、十分な経験値を持つ技術会社の選択することが不可欠です。 - 3.同時接続約2000台(予定)が、現場で2500台(実績値)へ。
当初予定された回答用端末のWi-Fi接続は約2000台。しかし現地で実際に接続された台数はピーク時に約2500台にまでふくらんでいました。
多台数接続に対応可能な業務用アクセスポイント「ACERA」と、刻々変化する様々な接続環境条件にも速やかに対応できる、技術スタッフ陣が現場を支えました。
構築パートナー・アプレット様の声

株式会社アプレット
プロデューサー
山畑 知行 様
イベントの総合プロデュースを手がける中、会場へのWi-Fi導入のご要望・ご相談を受けることが増えています。
「多台数同時接続」は「イベント無線LAN」必須条件の一つですが、今回の「全国一斉スマホ大会」にはさらなる大きな前提条件がありました。クイズ番組の回答インフラとしてのWi-Fi利用に於いて、ごく短時間に2000台レベルの一気集中型接続が繰り返し想定されること。それらを遅延なく、安定的に実現するという条件です。
「無線LANネットワーク」は、仮に同じ規模の接続台数であったとしても、その接続が分散型か集中型かによって求められる要素は大きく異なります。限られた時間や環境条件下で「イベントを成功させる」には、構築する側の高い技術力と経験値が不可欠です。
インターネットへ利用者様を確実に繋ぐために、一層求められるのがWi-Fi接続の高信頼性。無線LANにまつわる様々な課題を、私たちと一緒になって考えてくれるフルノシステムズさん。その存在にはいつも助けられています。成功するイベントのため、高品質な「イベント無線LANケータリングサービス」の選択をお勧めします。
お客様の声

日本テレビ放送網株式会社
情報カルチャー局 専任副部長
川添 武明 様
今年37回目を迎える「高校生クイズ」。番組継続の間に、高校生を取り巻く環境やその嗜好も大きく変化しました。
主役である今の高校生達が最も楽しめるよりよいあり方を模索し、2016年、番組は現在のような「スマホ大会形式」となりました。東京と複数の地方会場を中継で繋ぎ、参加者はスマホでクイズに回答。「同日・同時間・同時回答型」の番組運営が前提となる中、課題は「会場内のWi-Fi環境」でした。
特にメイン会場となる東京会場では、参加者数も回答用スマホの接続台数も数千台単位となるため、Wi-Fiは「多台数同時接続」の実現と、そして「その安定性」は必須でした。
「イベント無線LAN」に実績を持つアプレット社の協力を得て、2016年よりフルノシステムズの業務用無線LANを採用しました。東京会場での利用は2年目となりますが、今回も安定したWi-Fi環境が提供できました。
ライブビューイング形式で全国会場が一斉に繋がれる「スマホ大会形式」は、参加者の高校生にも大変好評を得ています。今後、番組やイベントにおける、Wi-Fi活用のニーズは高まる事も予想されます。
お客様情報
イベント名称 | |
---|---|
会期 | 2017年7月25日(火) |
会場 | 日本工学院専門学校・片柳アリーナ(東京都大田区) |
主催者 | 日本テレビホールディングス株式会社 |
URL | https://www.ntv.co.jp/pc/ |
無線LANケータリング®サービスについて
無線LAN機器メーカであるフルノシステムズが、業務用途に強い自社ハードウェアのレンタルと、エンジニアリング技術をセットにし、設計・構築・レンタル・ サポートを合わせてご提供するサービスです。 本サービスは、期間限定的なイベントの混雑する無線環境下でも、「高品質な無線LAN」を手軽かつ確実に実現可能なものとなっています。 見えない外来波からの影響に対して強化されたプロ用機材、技術・サポートをワンストップで体感頂けます。機材購入負担もなく、安心してすべてプロに任せられるというメリットから、イベント主催者様に高い評価を頂いています。 フルノシステムズの無線LANの世界を実感いただける、まさにノウハウが凝縮されたサービスです。
【イベント・セミナーでのご採用実績】
・東京ガールズコレクション
・FOODEX JAPAN 2014
・ガンホーフェスティバル
・東京ゲームショウ
・東京モーターショー
・INTEROP TOKYO
・その他、有名企業様主催のプライベートセミナーなど。
(主催者様および出展企業様ブースインフラとして、本サービスをご提供しています)
「無線LANケータリング®サービス」についてはこちら
https://www.furunosystems.co.jp/products/wifisolution/wi-ficatering/
[取材実施:2017年10月]
※本内容はすべて取材当時のものです。組織・部門・役職名、また仕様など、その後変更となっている場合があります。