Fstart 5250
AS400直結型5250エミュレーターFstart5250(エフスタート5250)とは
コンパクトに「無線ハンディターミナルシステム」を運用開始できます。一方、将来「WL5250(サーバモデル)」への拡張も可能。それまでのハードウェア資産を有効に継承でき、拡張時費用が抑えられます。
おすすめポイント
画面デザイン
ホスト環境(RPG)で作成した画面が、そのままハンディターミナル上で画面表示されます。
らくらくプリント
モバイルプリンタへの印刷レイアウトもビジュアル的に作成可能。印刷コマンドや通信制御の専門知識は不要です。
*オプションで「V Label」が必要です。
さらに・・・
- 4種類のフォントが選択・混在可能
- 無線端末側の操作でセッション終了が可能
- スムーズなアクセスポイント間の移動
便利な機能
- キーカスタマイズ
ハンディーターミナルのーに5250機能キーの割当が可能。
- ブザー制御(連動してバイブレータの制御も可能)
アプリケーション (DDS)に独自キーワードを記述する事によりブザー音の制御が可能。
- スキャナサービス
読み取り可能バーコード種類の設定・先行読み取り有無の設定・フィールド単位のスキャナ制御等が可能。
システム構成
動作条件
IBM System i5(AS/400)本体
- Telnet5250(TCP / IP接続)が稼働する環境が必要
- OS:OS / 400 Ver4.1以上を推奨
ネットワーク環境
- イーサネット環境で稼働
- SNA環境直下での接続不可
イーサネット環境接続用のプロトコル変換用ルータ、ブリッジ等が必要
エミュレータ方式/バッチ方式 ~無線のちがいについて~
長い間、ハンディターミナル(HT)はデータ入力機としてバッチ(一括処理)システムのフロントエンドで利用されてきました。近年無線LAN対応の HTの出現により、逐次処理可能な『リアルタイムシステム』にも対応できるようになりました。前者は『無線バッチ方式』、後者は『無線リアルタイム方式』と呼ばれています。フルノシステムズでは後者を特に、上位側で データ処理を行わせることから『エミュレータ方式』と呼んでいます。
定期的にしか上位システムにアクセスしない『無線バッチ方式』にくらべ、 『エミュレータ方式』は常に良好な通信状態を維持することが必要となります。 HTから上位サーバまでの通信経路の信頼性、特に無線区間の信頼性の確保、通信中でもHTがエリア間をスムーズに移動できるローミング性能の確保が、無線エミュレータ方式実現の鍵となります。