集客アップも?スマホユーザーをターゲットに無線LANを設置するメリット 3分でわかる!無線LANミニ知識

ガラケーの時代からスマホの時代へと変わり、今では未成年から70代、80代の方までスマホのユーザーは増え続けています。
この記事では、スマホの利用者数の推移や、無線LANアクセスポイントを設置するメリットについて詳しく解説します。今後、オフィスや店舗の通信環境を整えようと検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

法人用無線LANの導入はユーザーにとってメリットだらけ?

店舗やオフィスに無線LANアクセスポイントを設置する際、選択肢となるのが無線LANの種類ではないでしょうか。

無線LANには大きく家庭用と法人用の2種類があり、それぞれに特徴やメリットを持っています。
まず、大きな違いとなるのが同時に接続できる端末台数です。家庭用無線LANの場合、家族全員がスマホやタブレット、PCなどの端末で接続をしたとしても、最大でも10台から20台ほどで収まるはずです。
一方、法人向けの無線LANの場合、50台以上、多いもので100台の端末に同時に接続できます。複数の端末に同時に接続しつつ、安定した通信速度を維持できるのは、より優れた性能を持つ法人用無線LANの特徴と言えるでしょう。

また、セキュリティに関しても、店舗やオフィスでの無線LAN使用には法人用のアクセスポイントの設置が向いています。

これは、無線LANの電波が届く範囲であれば不特定多数の端末からアクセスすることが可能なためです。場合によってはネットワークを無断で第三者に利用されたり、電波の傍受、特定の機器へのアクセスやコンピュータウイルスへの感染、データの改ざん、なりすましの被害に遭ってしまうかもしれません。さらに、ほかのシステム、サーバーへ攻撃するための足掛かりに悪用される可能性も考えられます。

例えば、データの盗み見を防ぐためには家庭用無線LANでも使用されている暗号化で防ぐことができますが、組織や店舗のデータを守るにはそれだけでは十分ではありません。
業務上の機密データや特定の情報を守るためには、外部の認証サーバーとの連携が可能な法人用無線LANを使用し、セキュリティレベルを高く維持することが重要です。

このように、法人用無線LANの設置は店舗の顧客や企業への訪問客などのスマホユーザーへ多くのメリットをもたらすと言えるでしょう。

参照URL:
https://www.tekwind.co.jp/ASU/specials/entry_141.php
https://www.furunosystems.co.jp/products/musenlan/acera_1150w/

スマホのネット利用者数

ここで一度、日本国内においてスマホでネットを利用している人の割合を確認してみましょう。

2017年時点、日本のインターネット利用率は80.9%となっており、端末別のインターネット利用率ではスマホの利用者が最も多く、PCを使ったインターネット利用者52.5%を超え59.7%という結果になっています。

この結果からも、いかにスマホを使ってインターネットを利用する人が増えているかを理解いただけるのではないでしょうか。

参照URL:
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd252120.html
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1760.html

若者に負けず劣らず高まる高齢者のインターネット利用率

インターネットは主に若者が利用するものというイメージはもはや過去のものになりつつあります。

総務省が実施する「通信利用動向調査」によると、2008年時点で国民全体のインターネット利用率が75.3%であるのに対し、60歳以上の利用率は37.4%。そのうち60歳から64歳での利用率は63.4%と決して低くはなく、むしろ半数を超えています。

それから10年後の平成2018年に行われた同調査では、国民全体の利用率が79.8%であるのに対し、65歳以上の利用率は67.0%。60歳から69歳のインターネット利用率は86.5%となんと8割を超えています。これらの結果から、インターネットはもはや若者だけのものでなく、国民全体が当たり前に利用しているものであると言えるでしょう。

参照URL:
http://barrierfree.nict.go.jp/relate/statistics/elder_net.html#sec-k

無線LANアクセスポイントの設置は店舗の集客アップにつながる?!

ここ数年、駅構内や電車の中など、Wi-Fiがつながる環境が整っているところが増えつつあり、Wi-Fi環境の有無が顧客の店舗選びや宿泊先選びに影響していると言えます。

例えば、店内に無料でインターネットに接続できるWi-Fiがあれば、顧客はモバイル通信量を気にすることなくスマホでインターネットを利用することが可能です。

スマホでインターネットを利用することが当たり前のこととなっている今、Wi-Fiスポットを設けていることを店舗の入り口やSNSで宣伝すれば、集客アップの手段として大きな効果を期待できるでしょう。

参照URL:
https://squareup.com/jp/ja/townsquare/the-importance-of-wifi

法人用無線LANの設置でスマホユーザーの心を掴もう

飲食店や宿泊施設など、全ての顧客が安定してインターネットを使用できる環境を整えることは、増加するスマホユーザーの期待に応えることと言えます。

フルノシステムズの無線LANアクセスポイントを導入したホテル近鉄ユニバーサル・シティ様では、1フロアに各4台、19フロア合計76台のアクセスポイントを設置し、どこからでも安定してネットワークに接続できるよう環境を整えました。
その結果、顧客の満足度が徐々に高まりインバウンド客からも好評を得ています。

企業や店舗経営で「集客アップを狙いたい」という方は、スマホユーザーのことを考えた無線LANアクセスポイントの設置がおすすめです。
どのアクセスポイントを選ぶべきか分からないという方は、ぜひ気軽にご相談ください。