太平フーズ株式会社 様 充填室3ライン、37台の無線ラベルプリンタの導入で製品の賞味期限管理を一新

無線ネットワーク導入の背景

即席麺スープ(液体・粉末)製造メーカの太平フーズ様。
かつて製品の「賞味管理」は梱包段ボールにスタンプで事前印刷されていたが、以下の課題を受けて製品管理の抜本的な見直しに取り組まれる。

  1. お客様の要望 ~製品の長期保存対応に伴う、「賞味期間」から「期限」への対応。
  2. コンプライアンス遵守 ~食品副材の賞味期限管理の徹底。
  3. 製品管理の見直し ~人的作業、アイテムごとに異なる数十種類の管理ラベルと梱包段ボール、管理ラベルの精度。作業の正確性課題には、システム対応が不可欠であると判断され、機器メーカー・システムベンダーの株式会社イシダ様からの提案をベースに導入を進めた。

UNIFAS&ACERA選択のポイント!

システムとしての稼働性、管理性能に重点を置き、製品選定した。

  1. 1.無線ラベルプリンタの接続状態の管理ができる。
  2. 2.アクセスポイントの一元管理ができる。
  3. 3.無線インフラのダウンや障害発生時の管理機能を有する。
  4. 4.無線ラベルプリンタが安定稼働するハードウェアスペック。

■プラスアルファ :業務用途に特化した、無線アクセスポイント。

無線ネットワーク管理システム「UNIFAS」についてはこちら
無線アクセスポイント「ACERA」についてはこちら

システム概要

現場の無線化で、リアルタイムにラベル発行

  • 無線内蔵ラベルプリンタ▲ 無線内蔵ラベルプリンタ

  • 現場天井に取り付けられたアクセスポイントACERA702▲ 現場天井に取り付けられたアクセスポイントACERA702

  • ダンボールラベル発行システム(メニュー画面)▲ ダンボールラベル発行システム(メニュー画面)

  • ダンボールラベル発行システム(入力画面)▲ ダンボールラベル発行システム(入力画面)

導入後の成果

  1. 1.進捗状況の正確な把握
    ラベルの剥離タイミングで進捗状況を管理することができ、作業進捗とシステムの同期を高い精度で管理できている。
  2. 2.時間軸による作業状況の把握
    剥離タイミングを正 確に取り、タイムテーブルとの付け合わせを実施することによって、時間軸によるトレースデータがとれる。
  3. 3.作業効率向上と環境改善
    事前準備作業にかかる工数を削減、あわせて作業環境や作業場所の改善ができた。
  4. 4.オペレーター作業の改善
    現場オペレーターが製品の品質保持、ライン機器の管理面に集中することができる。
  5. 5.製品管理システムとしての拡張性
    管理ラベルにさまざまな情報を付加することにより、製品の詳細管理情報の管理ができる。

お客様の声

太平フーズ株式会社
管理部生産企画課
課長 齋藤 彰様

今回導入のシステムは、計量器メーカ株式会社イシダ様からの提案内容が前提ですが、同社ご担当者、システム担当者の協力なしでは実現しなかった仕組みであると言えます。また機器導入の際、無線部分はフルノシステムズ様の協力を得て構築することができました。課題はまだまだありますが、今回導入したシステムにより無線インフラ利用の効果、メリットは充分に得られ、実績ができたので、この仕組みをベースに現場の工程管理や製品管理、無線インフラを活用による様々な端末機器の利用検討を将来的に進めます。

今後も、イシダ様からの更なるご提案、フルノシステムズ様のインフラサポートに期待しています。

お客様情報

お客様情報

お客様名
太平フーズ株式会社
所在地
・本社
群馬県前橋市朝倉町542-1
概要
創業:1975年6月
代表取締役:井田 努
資本金:2千万円
従業員数:113名
事業内容 :即席麺スープ(液体・粉末)製造

※本内容はすべて取材当時のものです。組織・部門・役職名、また仕様など、その後変更となっている場合があります。

お問合せ(太平フーズ株式会社様)

お問い合わせフォーム
https://www.furunosystems.co.jp/contact/taiheifoods.html

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