Aiba札幌駅前様 Wi-Fi活用で、その場でスムーズな投票を実現！～最新機器の導入で観戦が楽しめる全国初「次世代の都市型場外発売所」～

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無線ネットワーク導入の背景
システム概要
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無線ネットワーク導入の背景

Aiba札幌駅前は、札幌市内の中心部に位置する、ホッカイドウ競馬専用の場外発売所として2004年に開設され、2015年まで場外発売をしていましたが、同年3月をもって閉鎖しました。その後、市内中心部での営業再開が可能となったことから、2018年９月Aiba札幌駅前が再びオープンとなりました。 Aiba札幌駅前は、キャッシュレス端末やタブレット端末など最新の機種を完備しており、地下１F～３Fまでのフロアで、食事や観戦を楽しめるカフェバーを併設する「次世代の都市型馬券場外発売所」になっています。地下１Fは、食事をしながら観戦を楽しめるカフェバーとなっています。地下２Fは、指定席やロイヤルルームを完備し、リラックスしながら楽しめるスペースです。そして地下３Fは、一般フロアとして提供しており、初めての方でも楽しめる情報発信拠点となっています。この３フロアにアクセスポイント合計13台を設置しており、タブレット端末約80台を貸出することで、くつろぎながら、その場で投票することができる、都市型の馬券場外発売所になっています。 Wi-Fiインフラが整備され、最新の端末機が導入されたことで、利用者の利便性がいっそう高まり、初めての方や競馬ファンの方にも、サービスの付加価値を向上させて、場外発売所の利用が高まることに期待しています。

無線LAN導入における3つの課題

1.安定した通信ができること
チケット購入時においては、締切間際に多くのデータが流れます。このため、お客様が投票できなかったということがないように、確実に、安定した通信ができることが必須です。データのやりとりをスムーズにこなせるアクセスポイントが求められました。
2.ローミング機能が信頼できる無線LANシステム
移動せずに、その場で投票できるよう、タブレット端末を貸出しています。貸出場から指定席まで距離があるので、アクセスポイント間の通信の切替えが必要となります。このため、素早いローミングを安定してできる無線LANシステムが必要でした。
3.保守性が高い、安心できる機器であること
常に最新の情報をやりとりをしている場外発売所は、通信のストップが許されません。このため、万が一通信トラブルが起こった場合は、予備機等ですぐに復旧が必要です。選定したアクセスポイントは、システムに知見がなくても、USBメモリーですぐにリカバリーできるので安心です。

システム概要

立たず、歩かず、記入せず！その場で、
リラックスしながらタブレットで投票！

お客様に負担をかけるマークシートによる投票方法からタブレットによる
ペーパーレスの投票方法へ移行し、利便性の向上に努めました

★現在の主流

従来の馬券（チケット）購入方法は、マークシートに記入して、発券機に投入することで、チケットが発行されるしくみになっています。レース終了後は、そのチケットを支払機にかけることで、配当金をもらうことができました。この方法は、シートをもらいに動き、記入してから、さらに発券機にかけるため、移動がつねに伴う方法でした。

★新しい取り組み

このたび導入したシステムは、その場でタブレットの情報を閲覧しながら投票し、レース終了後の配当金も、専用カードをつかってキャッシュレスで精算できるしくみになっています。このため、食事をしながらリラックスした状態で、レースそのものを楽しむことができる都市型の場外発売所になっています。

お客様の声

今の時代、地下鉄やショッピングストアなど、あらゆる生活シーンがキャッシュレスになってきました。また、若い方は、タブレット、スマホなどを活用して、情報のやりとりを頻繁にこなす、デジタルネイティブ世代になっています。その流れの中で、時代に沿ったかたちで、馬券場外発売所も変化していくことで、年配の方～若い世代まで、より多くの方に楽しんでいただける、「次世代の都市型馬券場外発売所」としました。キャッシュレス機やタブレット、Wi-Fiなどを完備したことで、食事をしながら投票できる空間になっており、より若い人に楽しんでいただける施設になっています。今回設置したアクセスポイントは、安定した無線通信が実現できており、お客様の利便性がより高まっていると感じています。