イムス三芳総合病院 様 新病院への移転をきっかけに全館をクラウド無線LAN化。 業務用ネットワークもゲスト用ホットスポットも、セキュアに集中一元管理。 ますます利用者満足度の高まる地域の医療拠点に。

無線ネットワーク導入の背景

日本全国に85もの医療施設・介護施設を運営される「IMS(イムス)グループ・医療法人社団明芳会」様。その最新拠点となるイムス三芳総合病院様(埼玉県入間郡)では、2013年3月、新病棟への移転に合わせ、クラウド型の無線LANによる全館無線化に取り組まれました。

「愛し愛される病院を目指して」を病院理念に、日々手厚い地域医療に取り組まれる同病院は、一日平均外来患者様約370人、入院患者様約180人と、連日多くの方々が利用されています。
「スマートフォン・タブレットの市場普及を受けた利用者サービスのさらなる向上」「リハビリなど院内業務の効率化」など、新施設への移転をきっかけに様々な課題を見直される中、全館無線化は外せないテーマとなっていました。

「業務用無線ネットワーク」と「ゲスト用ホットスポット」、それぞれの利用用途・ニーズにきめ細かく応えながら、安心のセキュリティを実現。さらに、効率的なネットワークの一元管理化を行いながら、高品質な「院内無線LAN」を実現されています。

UNIFAS&ACERA選択のポイント!

  1. 1.UNIFAS~「クラウド無線LAN」で統合管理
    「無線LAN管理システム(UNIFAS)」を、外部のデータセンターに設置するクラウド型サービスにて無線LANを管理運用。万が一のトラブル発生時も、UNIFASのリモート監視機能・サポート機能で速やかな調査・修復を実現。拠点ごとサーバや管理者が不要、TCO削減と高い管理品質が維持できます。また、UNIFASの統合管理機能は、複数拠点への展開においても大きなメリットを持っています。
  2. 2.ACERA~国産&業務用品質アクセスポイント
    「安心できる国産メーカ製品であること」を機器選択の重要条件と考えられ、選択されたアクセスポイントACERA。国産、そして業務用無線に強化された機能で、多くの採用実績があります。強化された干渉波フィルタリング機能や、同時接続100台以上など、無線の安定稼働を支える優れた「業務用品質」を実現しています。

無線ネットワーク管理システム「UNIFAS」についてはこちら
無線アクセスポイント「ACERA」についてはこちら

システム概要

データセンター経由で、ネットワークを遠隔監視。拠点には管理者不要で安定稼働。

無線LANと病院シーン

  1. 1.権限別に無線ネットワーク切り分け&無線統合管理
    アクセス権を持つ医師やスタッフは、個別ID/PWで無線接続(Web認証)。館内どこでも、グループウェア(i- net)や業務システムなどに接続できます。
    一方、患者様はゲスト専用ID/PWにより、館内ホットスポットにログイン。それぞれの利用ネットワークはACERAの「VLAN機能」で切り分け。アクセス権のない端末接続を制御、電波をあらかじめ見せない「ステルス機能」や「のぞき見防止機能」で、利用者セキュリティを確保。異なるSSIDが同一フロアに混在する場合も、高いセキュリティを保ちます。
  2. 2.Web型リハビリテーション支援システム「リハスタ」を支えるインフラとして
    イムスグループ様の、Web型リハビリテーション支援システム「リハスタ」。館内無線化実現でこの活用が大きく前進しました。リハビリ現場で、タブレット端末から情報を入力/参照。スタッフは後のデータ作業不要となり、業務は効率化され、一層リハビリに集中して取り組めるようになりました。また、講堂内もWi-Fi完備、技術講習会や勉強会などでも積極活用されています。
    Mac、Windows、そのほかiOSやAndroid端末など、様々な端末からの安定接続もUNIFAS&ACERAが支えています。
  3. 3.海外からの外国人患者様の受け入れ
    日本における医療国際化のための施策は、2010年6月の「産業構造ビジョン2010」発表に始まり、同年10月経済産業省による「医療ビザ制度」の決定、2011年1月の実施以来、大きく注目され続けています。
    韓国・モンゴル・中国・ロシアなど、海外からの患者様受け入れ準備に取り組まれるイムス三芳総合病院様。モバイルデバイス利用の多い海外からの受診者様は、国内一般の携帯キャリア系ホットスポットは利用困難なこともあり、キャリアに依存しないセキュアなホットスポットが必須サービスとなっていました。
  • ▲ 社内システム(i -net)画面。
    アクセス権を持つ医師やスタッフは、
    Wi-Fiで閲覧できる。

  • ▲ ホテルのように高級感のあるシックな内装の入院フロア。すべてWi-Fiが完備され、その利用は無料。

  • ▲ 自然光が効果的に取り込まれた明るい受付ロビー。終日多くの利用者様が行き交う。

  • ▲ アクセスポイントACERA 800
    ・患者様用×11台
    ・業務用×6台 を院内設置

お客様の声

左)イムス三芳総合病院 
総務課 課長 
永倉 英樹様 
右)システム構築ご担当 
株式会社アイセルネットワークス 
SIソリューション事業部 係長 
村岡 剛 様

医療を通じ、地域社会貢献に取り組む当病院では、一層ご満足いただけるサービス実現を目指し、全館無線化に踏み切りました。フルノシステムズのアクセスポイントACERAは、電波の到達性や接続安定性に非常に優れ、改めて「国産・業務用品質」の持つ強みを感じています。「リハスタ」との連携、PCやタブレット、スマートフォンなど様々なデバイスの接続も狙い通りでしたので、今後の活用拡大に期待が持てます。
これからは、受付での待ち時間のWi-Fi活用で、ゲスト様に当院のより詳しい病院情報をご覧いただくなど、PR面での活用も積極的に考えていきたいですね。

お客様情報

お客様情報

お客様名
医療法人社団 明芳会 イムス三芳総合病院
所在地
埼玉県入間郡三芳町藤久保974-3
URL
http://www.ims.gr.jp/miyoshisougou/
概要
院長:石田 規雄
創立: 1977年(昭和52年)5月20日

科目:
内科・呼吸器内科・循環器内科・消化器内科・糖尿病内科・腎臓内科・リウマチ科・神経内科・外科・呼吸器外科・消化器外科・小児外科・整形外科・脳神経外科・小児科・皮膚科・泌尿器科・眼科・耳鼻咽喉科・麻酔科

病床数:238床(一般病床:238床)
一日平均外来患者数:370名(平成24年度実績)
一日平均入院患者数:180.3名(平成24年度実績)

[取材実施:2013年4月]
※本内容はすべて取材当時のものです。組織・部門・役職名、また仕様など、その後変更となっている場合があります。

事例ダウンロード

お問合せ(イムス三芳総合病院様)

お問い合わせフォーム
https://www.furunosystems.co.jp/contact/imsmiyoshihp.html

製品