西宮市教育委員会 様 校内LANを活用する 『一斉放送システム』 で学校行事を実施~動画伝送APを用いた映像配信で学校行事における“密”を回避~

無線ネットワーク導入の背景

西宮市教育委員会は、校内ネットワークとパソコン端末を組み合わせて手軽に校内放送を実施できる『一斉放送システム』を用いて、全校朝礼や生徒会活動、卒業式などの式典を中継配信で実施し、“密”な環境を避けて集会を開催する体制を整えています。

フルノシステムズの動画伝送アクセスポイント「ACERA(アセラ) 1150w」を市内小中学校および特別支援学校、市立高等学校の各教室、職員室、体育館に配備することで、一人一台の学習端末使用を実現する無線LAN環境に加えて『一斉放送システム』による校内放送を各校で実施できる環境を構築しました。

西宮市では2010年頃から教育ICTの整備にいち早く着手していました。2020年度には、文部科学省より通達された「GIGAスクール構想」の補助金申請制度を活用し、学校のネットワーク環境更新のため無線LANアクセスポイント(AP)をACERA1150wに刷新しました。ACERA 1150w は学習用端末の画面を大型提示装置にミラーリングできる機能を備えており、動画や静止画をクラス全体で簡単に共有できるほか、オプション追加(専用ライセンスキー+配信アプリ)で『一斉放送システム』を利用できるため、学校行事や講演会などで多く活用しています。

無線LAN導入における3つの課題

  1. 校内放送のシステムの刷新
    西宮市では以前より全校朝礼などで校内の映像放送を多用しており、各教室のアナログテレビに映像を配信していました。しかし各教室のモニターを刷新する際にアナログチューナーが搭載されていない機種を導入せざるを得ず、従来の仕組みを継続して利用することができませんでした。アナログ方式からのシステム更新の課題を、校内無線LANを活用して映像配信ができる動画伝送AP「ACERA 1150w」を導入することで、コストを抑えて解決できました。
  2. コロナ禍に対応する学校の新たな生活様式の確立
    西宮市では全校朝礼や新任の教員紹介などにおいて、従来から校内放送を多く活用していました。コロナ禍での新たな学校の生活様式が問われる中、子供たちが一か所に集まることを避けるためにも校内放送の拡大利用が検討されました。今では全校朝礼などはもちろん、卒業式などの式典においても『一斉放送システム』を活用しています。
  3. 操作が簡単で使いやすいシステムであること
    校内放送を活用するためには、システムの使いやすさが必須の条件となります。『一斉放送システム』は専用のアプリケーション「放送しまーす!」を起動して手軽に利用できるのが特徴です。「放送開始ボタン」をクリックすれば、動画伝送APが備わっている各教室に手元のノートPCやタブレット端末の内蔵カメラから簡単に中継配信ができるほか、外付けのカメラやマイクをPCにつなげば、さらに本格的な映像配信が可能となります。

システム概要

“教育ICT”と“校内放送”両方の実施を可能にする動画伝送AP 「ACERA 1150w」

◇ 市内63校に合計2,500台以上のAPを設置

西宮市教育委員会では合計2,573台のACERA 1150w を導入し、市内の公立学校(内訳:小学校40校/中学校19校/高等学校2校/義務教育学校1校/特別支援学校1校)の各教室と職員室、体育館に配備しました。一人一台学習端末環境を実現するネットワーク基盤として、合計約36,000台の学習用端末の接続を支えています。児童生徒たちはWindows端末を使用しています。

◇ 校内無線LAN&校内放送システムとしての役割

一人一台学習端末環境を支える校内ネットワークとしての役割りに加え、オプション追加(専用ライセンスキーと専用配信アプリケーション)で 『一斉放送システム』 の使用を実現しています。放送室に縛られず校内のいろいろな場所から映像を配信することができます。映像のライブ配信以外にも、資料や動画の配信が可能です。

お客様の声

西宮市では、平成21年(2009年)に文部科学省が提唱した「スクールニューディール構想」をきっかけに50インチの大型提示装置やタブレット端末の導入に着手し、教育ICTの実現に向けた整備に早くから取り組んできました。平成27年には小学校の全普通教室にフルノシステムズの動画伝送AP「ACERA 850 M」を設置し、タブレット端末や動画ミラーリングを活用した授業を実施してきました。この度のGIGAスクール構想をきっかけにAPを「ACERA 1150w」に更新し、各学校の教室、職員室、体育館に設置しました。

西宮市では、以前より校内放送を多く活用する土壌がありました。例えば月に1度の全校朝礼の際には、雨が降った場合、放送室から各教室のアナログテレビに映像を届けて朝礼をするといった活用をしていました。しかし、教室の大型提示装置を新たに入れ替える際、アナログチューナーが搭載されていない機種を導入しないといけないため、アナログ方式による校内放送が出来なくなりました。その課題を解決する手段として、校内ネットワークを活用した 『一斉放送システム』 が有効だと考え、ACERA 1150w を設置することでシステム更新の課題を解決しました。

コロナ禍により、学校の生活様式も変化することが求められています。子どもたちが安心して学校行事に臨める手段として『一斉放送システム』が役立っています。

お客様情報

お客様情報

お客様名
西宮市教育委員会
西宮市立総合教育センター
教 育 長
重松 司郎
所 在 地
兵庫県西宮市神祇官町2番6号
生 徒 数
小学校/26,652名
中学校/11,124名(2020年5月1日現在)
ホームページ
https://www.nishi.or.jp/kosodate/kyoiku/kyoikuiinkai/index.html

[取材実施:2021年3月]
※本内容はすべて取材当時のものです。組織・部門・役職名、また仕様など、その後変更となっている場合があります。

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